先日この絵本の訳者、アメリカ生まれの日本語の詩人アーサー・ビナード氏の講演会に行く機会に恵まれました。
氏はとても日本語に造形が深く、日本人なのに繊細な母国語に鈍感でいた私には、いろいろな事に気付かせてくれた貴重な講演会でした。
この絵本は『はらぺこあおむし』でお馴染みのエリック・カール作。
固定概念にとらわれない、色鮮やかな、現実にはいないカラフルな動物たちの絵が美しく、自由で、シンプルな絵本です。
子どもだけでなく、大人にも見て頂きたい絵本です。
余談ですが、今年のノーベル文学賞を受賞されたボブ・ディラン氏の名曲『Forever Young』を、アーサー・ビナード氏が訳詩した『はじまりの日』という絵本があります。
こちらも秀逸! ぜひ手にとってご覧あれ!