はやし赤ちゃんホームは、開園当初から
制服のエプロンには、多言語のプリントをデザインし、テーマの国の絵本、童謡、食を知る日を設けてきました。
私が西宮市国際交流センターで、外国人に日本行事料理を教えていたという経歴の持ち主だったことが大きく影響していたと思います。
いつも、そんな中、この場にその国の人が加わり関わる事が出来れば、場の雰囲気はより深く楽しくなると思っていました。
海外へ行かなくても国際感覚は育つ!
1つの物事を色んな言葉で言う事が出来る脳は、それだけ思考能力も大きくなりえます。
例えば、カエルの歌をドイツ人とドイツ語で一緒に歌い、遊ぶ事が出来たら!
「え!
カエルの歌は、日本語以外でも歌うの?」
「もともと、カエルの歌は、ドイツ人が歌っていた歌だよ。
ドイツは森が多いから、虫の歌が多いよねー」
子供達の脳は、想像以上に柔軟で繊細で素晴らしい!
そんな経験が人生の中で貴重な経験となると思っています。
12月は、中旬にマレーシアの高校生が。
下旬に、韓国の小学生が。
はやし赤ちゃんホームに遊びに来てくれることになりそうです。
マレーシアの挨拶、歌、食べ物、絵本を準備して歓迎する予定です。
韓国は、隣の国。
今までも赤ちゃんホームで、何冊も韓国の絵本読んでいますよね。
韓国料理は、日本の家庭でも食べることが珍しくなくなりましたよね。
英語は、共通言語かもしれませんが、外国語は、英語だけではありません。
それと同様、英語国文化が全てではなく、各国の価値観、文化で世界は回っているのです。
赤ちゃんホームなのに、赤ちゃんがいない今年度。
でも、赤ちゃんも他国の言語を聞かせるとすぐにその言語の母音を覚えるという実験結果があります。
もう、50代になると聞こえない音域も若い子にはうるさい音域として聞こえるという実感する現実。
これから世界を担う
赤ちゃん、子供達の可能性に心弾みます。