台風が近付いてきて 雨☔️続きのお天気ですね〜
さて今日の絵本は
囲碁をする 大きくてゴツゴツした「おじいちゃんの手」
編み物をする シワシワだけど温もりが感じられる「おばあちゃんの手」
テーブルを拭く がっしりと力強い「おとうさんの手」
林檎をむく 優しいイイ匂いのする「おかあさんの手」・・・
普段 じっくりと見ることのない「手」が描かれていて 興味深い絵本です。
作者のとのむらせつこさんは
八十歳近くなって入退院を繰り返すようになったお母様の お見舞いに行かれた時、お母様の手の甲をさすりながら
『私はこの手で育ててもらったんだなぁ・・・』
と、改めて そんな気持ちになられたそうです。
そして、当たり前のようにお母様と過ごしていた 昔の光景が
ぽつぽつと浮かんできて、この絵本を描かれたそうです。
ホームの子どもたちも
大きくなって、いつか、お父さん、お母さんの手を見ながら
何をしているお父さん、お母さんを思い出すのでしょうね?
絵本講師/玉置